瓶に被さっているフィルムは
「キャップシール」と言います。

◆フィルムなのに、なぜシール?

ドレッシングやジャム等、瓶容器で販売されている商品を買うときに、
必ずと言っていいほど付いている包装フィルム。
あのフィルムは「キャップシール」と呼ばれています。

「キャップシール」でGoogle検索(2019年12月13日現在)をすると、
1ページ目のほとんどがキャップ(帽子)に付いている
シールに関連するサイトが表示されます。
「キャップフィルム」と検索をすると、
キャップシールに関連するサイトが多く出ており、
とてもややこしい状態です。

もういっそのこと「キャップフィルム」という名前でいいんじゃない?
と感じてしまうのですが、どうしてシールにこだわるのでしょうか。

◆そもそも、なぜ瓶にフィルムを被せるのか?

それは、商品が未開封であること。
新品であることの証明になります。

フィルムは一度剥がしてしまうと、
元には戻せません。

一目見た瞬間、手に取った瞬間に
新しいものであると判別ができ、安心します。

◆「シール」という単語に意味があった!

シール【seal】 の解説
1 封印。また、そのしるしとしてはる切手大の紙。
2 表面に絵や文字を印刷した糊付きの紙。
goo辞書 シールの意味

シールとい聞いて思い浮かぶのは
キャラクターが描かれていて子供たちが遊びに使うものや、
プレゼントに貼られている「祝」や「for you」といったメッセージが込められているものですが、
そもそもシールという言葉自体に「封印」という意味があるようです。

ふう‐いん【封印】 の解説
[名](スル)
1 封をした証拠として印を押したり証紙をはったりすること。また、その印や証紙。「書類を入れて封印する」
2 公務員が法律の規定に基づき、有体動産の現状の変更を禁止するため、その物の上に印章を押した標識を施すこと。また、その標識。
3 中のものが外に出ないように、かたく閉じふさぐこと。封じ込めること。「蔵に封印された財宝」
4 (比喩的に)人目につかないように隠すこと。それまであった物事や言動を、表に出さないようにすること。「得意技を封印する」「封印された過去」
goo辞書 封印の意味

それならば、
「キャップ=蓋」+「シール=封印」で合点がいきます。

◆キャップシールの特徴

キャップシールとして販売されている物は
蓋の形より一回り大きいサイズで成形されており、
蓋に被せて温めるだけで収縮包装がされます。

通常の熱収縮フィルムを押さえながらシュリンクするよりも、
簡単に早く作業が出来るのか大きな特徴で、
ズレの発生も少なくキレイな包装が可能です。

食料品や化粧品、薬品など中身を問わず、
瓶詰商品の製造販売を検討の際には
「キャップシール」での包装も忘れずに
検討したいですね。